上海協力機構博覧会並びに青島・上海協力機構国家級リビングルーム始動式の記者会見が北京で開催
2020上海協力機構国際投資貿易博覧会並びに青島・上海協力機構諸国ビジネスハブ始動式の記者会見が10月9日、北京で行われた。2020上海協力機構国際投資貿易博覧会が10月16~18日、山東省青島市膠州市で開催され、3万平方メートルの青島・上海協力機構諸国ビジネスハブが同時にオープンする。
中国中央テレビ「新聞直播間」、山東省衛星テレビ「山東新聞聯播」、青島テレビ「青島新聞」など各メディアによって報道された。
中国国際商会二国間協力部長・上海協力機構中国実業家委員会秘書長の吴蒙氏、青島市委員会常務委員・膠州市委員会書記・上海協力機構モデル区党工委書記・管理委員会主任の劉建軍氏、中国国際貿易促進委員会山東省委員会書記兼会長の于風貴氏、青島市政府1級巡視員の万建忠氏などの山東省・青島市の指導者が記者会見に出席した。呉蒙が記者会見を主宰した。
記者会見で劉建軍氏は上海協力機構モデル区建設の全体状況を紹介し、博覧会並びに青島・上海協力機構国家級リビングルーム始動式に関する状況を発表した。
劉建軍氏は、膠州市は開放性、便利なハブとしての優位性、強力な産業基盤を有しており、青島市と膠州市の開放性、包容的文化、地理的優位性、資源的優位性などは、上海協力機構モデル区の長期的な発展を支える強固な基盤を築いていると指摘した。上海協力機構モデル区は東はアジア太平洋地区に面して、日本・韓国に接し、西は上海協力機構諸国、南はアセアン、北はモンゴル・ロシアに接しており、地理的優位性は明らかである。モデル区は計画による牽引を明らかにし、相互接続の国際物流センター、互利互恵の現代貿易センター、相互促進の双方向投資センター、相互学習・参考のビジネストラベル文化交流センター、未来に向けた海洋協力センターの建設に力を入れる。2020上海協力機構博覧会のテーマは「上海協力機構のチャンスを共有、開放発展を共に図る」である。開幕式、始動式、プロジェクト調印、青島フォーラム、「オンライン+オフライン」展示など7つのセッションに分けて行われる。今回の博覧会に、3万平方メートルの青島・上海協力機構諸国ビジネスハブが正式にオープンする。各国商品の展示、投資貿易商談、ピッチイベントなどの重要な機能を集中している青島・上海協力機構諸国ビジネスハブはより広い範囲・分野で、より深く上海協力機構諸国ないし「一帯一路」沿線諸国間の二国間、多国間の資本・技術・人材の交流と融合を推進する。
記者会見では、于風貴、万建忠、上海協力機構モデル区党工委委員・管理委員会副主任の向志強氏が博覧会と始動式などに関する質疑応答をした。
人民日報、中央人民広播電台(CNR)、中央テレビ新聞、カザフスタン国際通信社(KAZINFORM)など国内外30社余りのメディアが今回の記者会見に参加した。
中国国際貿易促進委員会青島市分会党書記・会長の初連玉氏、藍迪国際シンクタンク秘書処の徐文清秘書長、膠州市委員会常務委員・宣伝部部長の馬錦秀氏、膠州市委員会常務委員・市委員会弁公室主任の張宏業氏が記者会見に出席した。
今回の博覧会には上海協力機構関係諸国18カ国を含む計28カ国の駐中国使節が出席する。
出席者には、10名あまりの駐中国大使が含まれている。約600社の商品とサービス製品が展示される。膠州市方円スポーツセンターの1万5000平方メートルの展示エリアに出展する国内外企業が300社近く、オンラインで展示する企業は350社に上る。
まもなく正式に始動する青島・上海協力機構諸国ビジネスハブは、上海協力機構諸国及び「一帯一路」沿線国の企業、商工会が相互交流・協力する多国間、二国間交流インタラクティブプラットフォームである。上海協力機構関係諸国・「一帯一路」沿線諸国の企業・協会及び上海協力機構市場にマッチングする意向のある中国本土企業のために特別に作られた同ビジネスハブは各国の商品展示、投資・貿易商談、ピッチイベントなどの重点機能が集中している。先行して建設した上海協力機構モデル区パビリオン、上海協力機構特色商品展示エリア、文化観光展示エリア、上海協力機構交流サービスセンター、上海協力機構商工会運営プラットフォーム、上海協力機構「法智谷」、上海協力機構青年起業インキュベーター、パキスタン(中国)経済協力センターなどにロシア、インド、スリランカなどの国の商工会が入居する予定となっている。始動後、上海協力機構センター、上海協力機構中央企業国際博覧センターなどの機能的キャリアプロジェクトも建設される。
青島フォーラムは1回のメインフォーラムと4回のサブフォーラムに分けられ、「国際新情勢における多国間・二国間地方経済貿易協力の挑戦と機会」などのテーマをめぐって、一部の上海協力機構加盟国の駐中国大使・商工会駐中国首席代表などがテーマ報告と講演を行う。
博覧会の期間中には、上海協力機構モデル区と中央企業などの国内企業・国内外商工会・双方向投資プロジェクトの調印式も行われる。
博覧会のパビリオンは10月16日午後から18日まで無料で一般公開される。上海協力機構国際投資貿易博覧会の公式サイト、公式アカウント、公式微博(ウェイボ)から予約できる。