林武氏は山東省代表団を率いてウズベキスタンを訪問：交流・相互作用を深化させ、協力レベルを向上し、「一帯一路」地方協力の新たな一章を共に綴る

9月4日から7日にかけて、省委員会書記の林武氏は山東省代表団を率いてウズベキスタンを訪問した。

訪問期間中、林武氏はウズベキスタンのアブドラ・アリポフ総理、ジャムシド・クチカロフ副総理を表敬訪問した。

林武氏は、「ウズベキスタン側と共に、ハイレベルの往来やイベント開催などの友好都市協力を共に深化させ、大型トラックや農業機械の製造などの重点協力プロジェクトの実施を共に推進し、上海協力機構モデル区や中欧班列（斉魯号）などのハイレベルの相互接続を共に開拓し、青少年の相互派遣・研修などの人文交流を共に増進し、双方協力の深化に新たな原動力を注ぎ、新たな空間を開拓していきたい」と述べた。

ウズベキスタン側は、「山東省代表団の訪問が、ウズベキスタンと中国の指導者の重要な共通認識の実行を加速させ、農業、建築、完成車、インフラ、貿易、エネルギー、デジタル、文化観光などの分野の協力空間をさらに広げ、より多くの山東省企業をウズベキスタンに誘致して投資・興業を行い、互恵ウィンウィンの実現を推進することになると信じている」と述べた。

9月5日午前、中国（山東）・ウズベキスタン協力交流会及び「一帯一路」イニシアティブ10周年記念イベントがタシケントで開催された。

林武氏は基調講演で、次のように述べた。ここ数年、われわれは習近平主席の重要な指示要求を真剣に実行に移し、「一帯一路」共同建設に積極的に溶け込み、上海協力機構モデル区の建設を強力に推進し、対外開放が具体的な成果を収めた。我々はウズベキスタンとの地方交流を終始して非常に重視しており、あらゆる分野での協力を全方位的に推進していきたい。未来に向けて、我々はウズベキスタンの各界と共に、「一帯一路」の機会を共有し、地方交流の新たなメカニズムを整備し、経済貿易協力の新たな空間を拓き、相互接続の新なルートを築き、人文交流の新たな絆を織りなし、双方の協力を新たなステージへ推進するよう取り組んでいく。

ウズベキスタンのジャムシッド・ホジャエフ副総理をはじめとするウズベキスタン側のゲストは、積極的に投資誘致を拡大し、外国投資家の権益を保護する決意を表明し、協力分野を全方位に広げる強い願望を示し、双方の協力の明るい将来を展望した。

会議では、ウズベキスタン国立図書館で「中国文明コーナー・尼山ブックハウス」の除幕式が行われた。林武氏は山東省の出版物をウズベキスタン側に贈呈した。また、投資額が4億5000万ドルに達しる15のメカニズムとプロジェクトが現場で調印された。

林武氏はサマルカンド州のトゥルディモフ知事と会談した。双方は「山東省人民政府とサマルカンド州政府の友好協力アクションプラン（2023～2025）」に調印した。

9月6日の午前、「好客山東・好品山東」プロモーションイベント及び山東省とサマルカンド州の企業合作交流会が開催された。

林武氏はあいさつで、「私たちは友情を深め、共同発展を図るという真摯な気持ちを以て、サマルカンド州を訪れた。さらに友好関係を密接にし、友好都市の協力を深化し、農産物の深加工、大型トラック及び農業機械の製造、デジタル経済の発展、産業区の共同開発などの分野での協力を探求め、より広い範囲でより高いレベルの互恵ウィンウィンの実現を目指している」と述べ、さらに、「山東省にお越しになって、手を携えて友好関係の新たな章をともに綴りたい」と語った。

会議中、双方の主要メディアが協力協定に調印した。林武氏はサマルカンド州に『儒典』を贈呈した。

林武氏はウズベキスタンの高等教育・科学と創新部を訪れ、両国の科学技術協力をより高いレベルに推進することをめぐって、交流と議論を行った。両方は科学技術創新協力協定の調印、イノベーションワクチンとバイオテクノロジーセンターのプロジェクト契約の調印、中国・ウズベキスタンアラル海の塩類土壌治理技術の共同創新基地の開所式に出席した

訪問期間中、林武氏は「中国・中央アジア諸国人民文化芸術年」及び「好客山東・絲路情長」写真芸術精品展、ウズベキスタンのカーカル自動車有限責任会社の3000台目の中国重型自動車集団トラックのラインオフ式典に出席し、中国重型自動車集団とウズベキスタン自動車産業株式会社の新エネルギー商用車の現地生産協力プロジェクトの契約調印式にも出席した。

ウズベキスタン交通部のイルホム・マハカモフ部長、投資工業と貿易部のラジズ・クドラトフ部長、山東省委員会常務委員・秘書長の張海波氏、在ウズベキスタン中国大使館の于駿大使が関連活動に参加した。山東省の関係市と省直轄部門の責任者が訪問に同行した。