上海協力機構モデル区は「五大新城」をテーマに、国際的な公共製品の供給エコシステムプラットフォームを構築

2月17日、「実務突破年」のテーマに焦点を当て、上海協力機構「五大新城」の構築を加速するロードショーイベントが青島・上合の珠国際博覧センターで開催された。これは、山東省が上海協力機構モデル区の高品質な発展を支援するために出した意見の戦略的な機会を捉え、｢五大新城｣の建設の内在的な論理関係を体系的に説明し、上海協力機構モデル区の｢五大新城｣の建設方法を全方位で展示することを目的としている。国家発展改革委員会総合交通研究所などの国家レベルのシンクタンクの専門家、山東高速、山東港、環境保護グループ、テンセントグループ、ハイアールグループなどのトップ企業の代表、青島市発展改革委員会、自然資源計画局、商務局、文化観光局、国有資産監督管理委員会などの関連部門の責任者が参加した。

イベント現場では、上海協力機構モデル区の「五大新城」の12の作業チームが現在の作業進捗と2024年の重点作業計画についてプレゼンテーションを行った。科学技術革新総合サービスセンターは、魯港科学技術協力の実施を機に、上海協力機構で一連の科学技術革新技術製品を転換・孵化し、革新チェーンを産業チェーン供給チェーンに組み入れるよう推進することを提案した。上海協力機構国際資本港は、2024年に私募株式投資機関を100社以上誘致し、初の公募基金ライセンスの申請作業を開始することを提案した。上海協力機構モデル区のハブ港発展局は、「上海協力機構モデル区・同江・モスクワ」の国際列車、「青島・ウルムチ」、「西安・中央アジア」の貨客運航路などの路線の開通することで、「一帯一路」の国際輸送回廊の共同協議、共同建設、共有の力を十分に発揮することを提案した。

「五大新城」の各作業チームの総責任者が各新城の作業について全面的に報告し、実用的な協力における障害点と問題点に焦点を当て、解決策を提案した。

また、「産業チェーン・供給チェーン」の考え方を重視し、公共製品としての特質の向上をめぐり、産業チェーン・供給チェーンを駆使した現代産業体系の構築を加速することについて、「実務的な協力の障害点と問題点を全力で解決し、上海協力機構モデル区の高品質な発展を統括的に推進する作業要点」を協議・採択した。これは、企業の産業チェーン・供給チェーンと対外経済貿易協力における問題点を解決することに立脚し、上海協力機構モデル区の実際の発展状況を踏まえて、「五大新城」の建設を加速し、制度的障害、政策的なボトルネックを迅速に解消し、上海協力機構モデル区の核心競争力を高める。

「『五大新城』の建設を推進することは、優位なリソースを統合し、強大な原動力を集めるために必要であり、上海協力機構新区を迅速に立ち上げ、加速して形成するための鍵である。」上海協力機構の党委員会副書記・管理委員会常務副主任の李剛氏は演説の中で、国の対外工作の大局に継続的に焦点を当て、省委員会、省政府、青島市委員会、市政府の信頼と重要な任務を「五大新城」の建設の生き生きとした実践に変えることに全力を尽くすと述べた。

次のステップでは、「五大新城」は、発展のルートを持続的に更新し、産業チェーン・供給チェーンの考え方を用いて、対外実務協力の中の痛点、障害点を解決する。実体型、制度型、機構型、知力型の4種類の公共製品を供給することで、プラットフォームを構築し、ソリューションを提供し、リソースをリンクし、対外開放を行い、上海協力機構モデル区の国際公共製品供給の内容とサービスの受け入れ能力を豊かにし、十全化する。これは、上海協力機構と「一帯一路」諸国の経済貿易協力にシステム的な解決策を提供し、核心競争力のある「SCOモデル」を形成する。