上海協力機構民間友好フォーラム並びに姉妹都市フォーラムが青島で開幕

上海協力機構民間友好フォーラム並びに姉妹都市フォーラムが6月15日、青島国際会議センターで開幕した。中国人民政治協商会議全国委員会副主席・上海協力機構善隣友好協力委員会主席の沈躍躍氏が開幕式に出席し、あいさつを行った。キルギスのバイサロフ副総理、ベラルーシ国民議会代表院副主席のミッチェビッチ氏、山東省党委員会書記の林武氏があいさつを行い、山東省党委員会副書記・青島市党委員会書記の陸治原氏が会議を主宰した。

沈躍躍氏はあいさつの中で以下のように述べた。上海協力機構は常に友好協力を推進し、SCOの特色に富み、各国の発展ニーズに合う民間友好の道を歩んできた。われわれは各国首脳のコンセンサスを実行に移し、民間友好の力を強め、民心の通じ合いの架け橋となり、各国の共同発展を支援することを堅持する。習近平国家主席は第20回党大会で、人類運命共同体の構築が世界各国人民の未来だと指摘した。われわれは「上海精神」の実践者、世代友好の継承者、共同発展の推進者、包摂と相互参考の促進者となり、民間友好の力を合わせ、国際友好都市の協力を拡大し、より緊密なSCO運命共同体の構築に知恵と力を貢献しなければならない。

近年、山東省は習近平国家主席の重要な指示を真剣に徹底実行し、「一帯一路」の建設に積極的に奉仕して溶け込み、上海協力機構諸国との地方交流と協力を絶えず拡大し、成果を上げた。今回のフォーラムの開催は上海協力機構（SCO）メンバー国元首理事会第22回会議における習近平国家主席の重要演説の精神を貫徹する具体的な措置であり、上海協力機構諸国の民間友好交流と姉妹都市協力を促進する生き生きとした実践である。「上海精神」を指針とし、民間友好交流と姉妹都市交流を促進し、地域間の経済貿易協力を深化させ、人文交流の絆を緊密化し、より実践的な成果を得るために、フォーラムを架け橋と繋ぎとして有効に活用していくと林武氏はあいさつの中で述べた。

ドゥシャンベ市のサロムゾダ副市長は、タジキスタン参議院議長・ドゥシャンベ市長のエモマリ氏からの祝賀メッセージを読み上げ、ロシア国家ドゥーマ第一副主席・露中友好協会主席のメルニコフ氏はビデオメッセージを寄せ、中国人民対外友好協会会長の林松添氏、ウズベキスタン民族関係と対外友好委員会主席のクルバノフ氏、上海協力機構副秘書長のイェルメクバエフ氏、山東糸路衆恒産業投資集団有限公司のカザフスタン国籍のマネージャーのカラマノワ氏があいさつを行った。

開幕式では調印式が行われた。上海協力機構善隣友好協力委員会は、上海協力機構諸国とシルクロード文化一体化センター、ユーラシア民族会議、モンゴル平和友好機構、ネパール中国文化教育協会との協力覚書をそれぞれ発表した。中国人民対外友好協会は、ウズベキスタンの民族関係と対外友好委員会、タジキスタンのSCO友好協力センターとそれぞれ協力覚書に調印した。青島市はアルメニアのエレバンと友好都市提携協定を結び、アゼルバイジャンのガンジャと友好協力都市提携協定を結び、ウズベキスタンのサマルカンドと友好都市提携意向書を調印した。

開幕式ではまた、「中国（山東）・上海協力機構諸国友好協力交流シーズン」や、SCO青少年スポーツ・文化フェスティバルの始動式も行われた。

開幕式の前に、指導者と来賓たちが博覧会を巡回し、記念写真を撮った。

今回のフォーラムは、SCO善隣友好協力委員会、中国人民対外友好協会、山東省人民政府の共催で、「「上海精神を発揚、友好協力を促進」をテーマに、開幕式、メインフォーラム、サブフォーラム、閉幕式、見学・視察などが行われた。

イベントには、中国政府ユーラシア問題特別代表の李輝氏、中華全国婦女連合会副主席・書記処書記の張暁蘭氏、上海協力機構善隣友好協力委員会副主席の崔麗氏、山東省政治協商会議副主席の王書堅氏、上海協力機構諸国の政府要人・駐中国使節、上海協力機構諸国の地方政府・友好団体の責任者、上海協力機構善隣友好協力委員会の関連責任者、一部の国の部・委員会の関連責任者、山東省直轄の関係部門の責任者などが出席した。