上海協力機構諸国ビジネスハブ:「一帯一路」国際協力新プラットフォームの重要な『基地』“基站”

2021-04-13 17:11:48 admin ソース: 分かち合う:

上海協力機構諸国ビジネスハブでは、建設が始まった上海協力機構モデル区展示館、SCO特色商品展示館、SCOインタラクティブ交流センター、SCO商業協会事務室、SCO「法智谷」などはすでに基礎の施工を終えた。年内に常駐企業が100社以上進出し、フォーラムなどのイベントを15回以上開催し、輸出入貿易額を500万ドル実現することを目標としている。

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上海協力機構諸国ビジネスハブの新築の展示館では、大きい地図が二枚掛けてある。一枚は世界に目を置いて、アジア、ユーロッパ、アフリカの三大陸をラインで繋げて、青島のシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの中心点である位置づけを示す。もう一枚は焦点を膠州湾で、「一軸一帯、6つのプレート、4つの連動」のレイアウトを通じて、上海協力機構モデル区の統合的発展の未来図を示す。青島の「一帯一路」国際協力新プラットフォームの構築に拍車をかける重「基地」として、このビジネスハブは最初から「地球儀を前に思考する」ことを計画・建設・運営の首要法則としている。

現在、上海協力機構諸国ビジネスハブでは、建設が始まった上海協力機構モデル区展示館、SCO特色商品展示館、SCOインタラクティブ交流センター、SCO工業連合会事務室、SCO「法智谷」などはすでに基礎の施工を終えて、改善・最適化しつつある。「正式な始動式はまだ行われていないが、多くの機能はすでに使用を開始した。」上海協力機構「国際ビジネスハブ」の建設を担当する上海協力機構モデル区管理委員会のスタッフの王海波氏によると、この「グローバル ビジネスハブ」は総面積が約3万平方メートルで、情報発表、展示品展示、商品取引、プロモーション、インタラクティブ交流、会議事務及び総合サービスなどの機能を備えている。

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上海協力機構諸国ビジネスハブ一階に位置するSCO特色商品展示館に入ると、天井に色とりどりの唐傘、素晴らしい輸入商品、各上海協力機構メンバー国のランドマーク風景画が飾ってあり、この950平方メートルの展示館には異国情緒が漂っている。モルドバからのビジネスマン ベンジャミンさんはヨットの形をする棚の前で商品を整理している。モルドバのワインメーカーであるsuvorov-vinグループの在中国代表として、ベンジャミンさんはこの前青島羅志尼国際輸出入有限公司を登録・設立して、一番最初に上海協力機構「国際ビジネスハブ」に入居した企業の一社となった。「十年前に中国市場に進出する試みをしたが、その時、私たちの製品はまだ多くの中国の消費者に受け入れられにくいものだった。去年、青島で上海協力機構モデル区を建設しており、中国の消費者の需要にも大きく変化したと聞いたので、それで中国に戻る時期が来たと思った。」

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記者の取材に対し、ベンジャミンさんは自社の中国での発展に対する「自信」について何度も言及した。国籍の異なる企業は行為や観念にはたくさんの違いがあるので、馴染みのない国に来て起業することになると、遠回りしたりするのはよくあることだ。でも、ここでは想像していた問題はなかった。ここのビジネスハブでは、会社の営業許可証を取るには3時間しかかからなかったと、ベンジャミンさんは記者に語った。新型コロナウイルス感染症のパンデミックが原因で、海外にいる多くのスタッフが中国に戻れなくなった。2ヶ月にわたって、彼一人で会社の運営を行った。「外国企業が中国に来る場合、普通は一番最初に仲介や税務、経理、法律などのスタッフを雇わなければならない。しかし、このビジネスハブでは、こういったサービスは揃っているので、一人でも大丈夫だ。」

現在、青島羅志尼国際輸出入有限公司はすでにモルドバから20万本以上のワインを輸入している。海外の飲食業が感染症の影響を受け、酒類業界の多くの企業は売れ行きが低迷している。しかし、羅志尼社の販売数は逆に上昇してきている。これもベンジャミンさんにとって最も自信を持てる理由の一つである。彼はSCO「グローバルビジネスハブ」もう一つ特別なものを記者に紹介してくれた。それは「SCO良品 シルクロードのオンラインショッピング」というライブコマースルームである。「インフルエンサー」「ライブ配信」「ライブコマース」などの中国語の時事用語でも、ベンジャミンさんは自由に使える。「中国は配達業がかなり発達している。以前の代理に頼る方式は一番いい方法ではなくなった。国際ビジネスハブのスタッフはライブ配信に協力してくれた。私たちもこの方法を通じて消費者と直接触れ合い、販売ルートを拡大していきたいと思う。」

自信満々なのはベンジャミンさんだけではない。SCO「グローバルビジネスハブ」の三階、カザフスタンからの貿易業者のジンギスさんはユーラシア貿易港プロジェクトのマネージャーの紀璇さんと次の段階の業務方針について討論している。「私は中国鉄道プロジェクトグループのアルマトイ事務所で長期勤務した経験がある。上海協力機構モデル区の設立は、私の心の中で中国へ起業しに行く情熱を燃やしてくれた。今、夢は現実になった。」ジンギスさんによると、彼の担当している青島ボマン国際経済技術合作株式会社の登録資本金は1億ドルで、主に「一帯一路」沿線諸国からの宝石、非鉄金属、鉱製品、木材などの輸入業務を展開している。以前ここは干潟だったと聞いた。今私の目に映っているは交通が便利な起業基地である。ここの発展速度に本当に驚かされた。うちの会社も前途洋洋と信じている。」

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その他の市にある「グローバルビジネスハブ」と違って、上海協力機構諸国ビジネスハブはある国またはある特定の分野を対象にしているのではなく、その対象はすべての上海協力機構メンバー国、ないし「一帯一路」沿線諸国である。異なる国の産業と文化の特色に応じて個性的なサービスを提供できるよう、SCO「グローバルビジネスハブ」は国別によってSCOインタラクティブ交流センターを作った。上海協力機構及び「一帯一路」沿線諸国の政府、企業、民間組織、社会団体などに参観、面会、商談、交流のプラットフォームを提供している。ここでは、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、パキスタン、インドの7カ国の独自の特色展示ホールがあり、それぞれ展示・商談地区として順次配置されている。さらに、各国の文化と地域の特色に合わせて入念に装飾を施されている。

より深いレベルから言うと、青島に構築した「グローバルビジネスハブ」は国際間の資本・技術・人材・経済貿易などの資源が頻繁に流通、交換、結合するためのプラットフォームである。複数の国家の資源が集まるSCO「グローバルビジネスハブ」では、点から線へ、線から面へといったプラットフォーム効果はよりよく発揮されるべきである。「ビジネスハブ」内部の資源の相互連動・相互交流・相互流通を促すため、SCO「グローバビジネスハブ」では、インド唐辛子輸出協会、IECA欧亜貿易港、ロシア輸出センター、パキスタン(中国)経済協力センター、カザフスタン農産品大口貿易プロジェクト、ロシア木工品流通企業連盟など9つの商工会、プラットフォーム類のプロジェクトが既に集まっており、インド、ロシア、パキスタン、カザフスタンなどの国に及んでいる。「SCO「グローバビジネスハブ」に来た主な目的は、中国とパキスタンの双方向投資と貿易額を迅速に拡大させ、両国間のビジネストラベルと文化交流を促進することだ。同時に、青島に立脚してパキスタンが上海協力機構諸国との横のつながりを拡大することに助け、日本・韓国と踏み込んだ協力の展開を目的としている。」SCO「グローバビジネスハブ」19階に入居したパキスタン(中国)経済協力センターは2ヶ月前に内装工事が終わったばかりである。センターの王子海副主任によると、最近、彼らはの努力によって、もう一社のプラットフォーム型企業であるパキスタン珠峰国際展覧公司をモデル区の国際展示プロジェクトに進出した。「今後、我々はより多くのパキスタン企業の購買本部を上海協力機構モデル区へ入居させるよう努める。感染症の影響があるものの、我々は一年内少なくとも10社導入できる自信を持っている。」

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SCO「グローバビジネスハブ」に対する展望について、王海波さんはこう紹介した。次の段階では、上海協力機構メンバー国技術移転センター、SCO人材交流センター、SCO金融保障センター、SCO青年起業インキュベーター及びSCOエネルギーセンターなどの機能的プラットフォームの建設を加速する予定である。企業誘致や資本導入の取り組みを強化し、マッチング施設を完備させ、全面的に企業誘致を広げる。年内に企業・協会を20社、常駐企業を100社進出し、フォーラム、会議、プロモーション、展示会などのイベントを15回開催し、30億元の投資額に達するように取り組む。SCO資源の集中、発展、交流、輸出を一体化した大型プラットフォームを形成させる。


青島日報


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