李強氏は山東省で調査研究

5月17日から18日にかけて、中国共産党中央政治局常務委員会委員・国務院総理の李強氏が山東省で調査研究を行った。習近平総書記を核心とする党中央の当面の経済活動に対する政策配置を深く徹底的に実行し、実体経済を支えとする現代化産業体系の構築を加速し、より的を絞った措置を打ち出し、内需拡大と外需安定化を促進し、経済運営の持続的な回復と好転を推し進めるよう努力しなければならないと強調した。

濰坊市では、李強氏がGoertekグループ、濰柴グループを訪れ、作業場や実験室に入り、製品とコンポーネントの生産を視察し、企業が主業を丹念に耕し、革新を続けていることを評価し、専心的に製品を完成させ、技術を強めるよう励ました。先進的な製造業クラスターの発展に力を入れ、伝統産業のリニューアルと戦略的新興産業の育成・拡大に統一的に取り組む必要があると強調した。李強氏は金宝汽車城を訪れ、新エネルギー車の販売および農村部への普及状況を調べた。購入・使用の支援政策を最適化し、充電スタンドなどのインフラ整備を加速し、消費の潜在力をさらに引き出す必要があると強調した。

青島で、李強氏は中国・上海協力機構地方経済貿易協力モデル区を訪れ、モデル区の建設状況の報告を聞き取った。モデル区の建設は習近平総書記が自ら発表した重大な戦略的決定であり、資源のドッキング、優位性の相互補完を強化し、共に取り柄を磨き、互恵ウィンウィンを実現しなければならないと指摘した。李強氏はハイアールグループ、ハイセンスグループを視察し、企業の運営状況を把握した。企業がユーザーのニーズに応え、個性的なカスタマイズを展開し、競争力のある製品をより多く作り出し、国内外の市場をさらに開拓すると同時に、インダストリアルインターネットが中小企業により良い能力を付与するよう積極的に推進してほしいと語った。

調査研究では、李強氏が座談会を主催し、山東省の関係部門、一部の市・県、企業の責任者の発言を聞き取った。経済運営の持続的な回復と好転を推進するカギは、発展への自信を強め、確実性のあることを多くして、様々な不確実性をヘッジし、最善の努力を尽くして最善の結果を勝ち取ることだと強調した。多様な力を結集し、製造、革新、融合に力を入れ、製造業のハイエンド化、スマート化、グリーン化の発展を推進し、実体経済の質の高い発展の新たな道を歩むよう努力しなければならない。質の高い供給で需要をリードし、創造し、より多くの消費のホットスポットを作り出し、特色ある消費、新興消費に関するプロジェクトをしっかりとしなければならない。内需の拡大と民生の改善を結びつけ、都市・農村のインフラと公共サービスの不足するところを補うプロジェクトの建設を着実に推進しなければならない。対外貿易の新業態・新モデルの発展を加速し、何とかして国際市場シェアを安定させなければならない。重点分野のリスクの防止・解消に力を入れ、経済発展のために良好な環境を作らなければならないと強調した。

李強氏は山東省の経済社会発展の成果を十分に評価し、山東省がテーマ教育の展開を強大な原動力とし、習近平総書記が山東省に対する重要な指示精神を深く貫徹し、質の高い発展を推進する上で新たな進展を実現することを望んでいる。

呉政隆氏は調査研究に同行した。