上海協力機構モデル区の投資説明会およびプロジェクト集中調印式が上海で開催

5月10日、中国・上海協力機構地方経済貿易協力モデル区の投資説明会およびプロジェクト集中調印式が上海で開催され、投資総額が271億元に達した8つの重点プロジェクトの調印が実施され、上海協力機構モデル区の「1+N」誘致政策が集中的に発表され、上海協力機構モデル区のハイレベルな対外開放に新たな原動力を結集した。

中国現代国際安全研究院の元院長・研究員・上海協力機構経済貿易発展研究院名誉院長の季志業氏、青島市委員会常務委員会・上海協力機構モデル区党工作委員会書記の張新竹氏、上海協力機構モデル区党工作委員会副書記・管理委員会常務副主任の李剛氏、山東省政府駐滬弁公室副主任の陳金秀氏が式典に出席し、あいさつした。上海対外経貿大学学長の汪栄明氏、商務部上海駐在特別弁公室副特派員の賀少軍氏が出席した。上海協力機構モデル区党工作委員会委員・管理委員会副主任の張棟氏が式典を主宰した。上海協力機構諸国の一部の在上海領事館の代表、上海市関連商協会の代表、200社余りのフォーチュン・グローバル500、多国籍企業、業界のリーディングカンパニーの代表が式典に参加した。

上海協力機構が上海と結び、より多くの協力空間を創造

会議では、中国・上海協力機構経済貿易学院革新創業学院プロジェクト、上海協力機構諸国製品認証サービスプラットフォームプロジェクト、ヒルトン国際ホテルプロジェクト、漢行ナトリウムイオン電池など、投資総額が271億元に達した8つの重点プロジェクトの契約が調印され、新エネルギー、現代商業貿易、スマート製造などの分野に関連し、上海協力機構諸国産業チェーン・サプライチェーンの安定をさらに維持し、上海協力機構モデル区が上海協力機構の特色を持つ現代産業システムの構築の加速を支える。

「われわれは経済貿易協力を原点とし、企業を主体とし、インダストリアルインターネットを通じて産業チェーン・サプライチェーンの安定推進を原動力の主軸とし、上海をはじめとする国内外の都市との連動・リンクを絶えず強化し、上海協力機構と『一帯一路』沿線諸国の地方経済貿易協力のために複製可能で普及可能なモデルと手本を創造する」と張新竹氏はあいさつで強調した。

「1+N」政策のプレゼンテーション、企業に上海協力機構優遇政策を発表

イベントでは、上海協力機構モデル区が集中的に「1+N」誘致政策を発表した。

上海協力機構モデル区がすでに備えている上海協力機構の国家間協力の要素は、大きな魅力をもたらすことになり、『一帯一路』国際協力の新たなプラットフォームの形成が加速していると季志業氏は指摘した。

李剛氏はプレゼンテーションの中では、「上海協力機構モデル区ではすでに30本の国際・国内定期貨物列車が運行されており、上海協力機構と『一帯一路』沿線の23カ国・54都市に通じており、全省をカバーし、黄河沿岸エリアを放射し、ユーラシアを横断し、日韓ASEANを結ぶ国際物流大ルートを結んでいる」と述べた。中国・上海協力機構の地方経済貿易協力総合サービスプラットフォームを革新的に構築し、すでに4300社余りの国内外企業を誘致し、上海協力機構諸国の企業の中国進出の母港となり、中国企業が上海協力機構諸国に進出するプラットフォームとなっている。

「上海協力機構モデル区は独特な『陸海空鉄』の優位性を持ち、ここ数年、非常に国際化された専門化された運行モデルを構築している。これは企業と市場にとって、非常に魅力的なものである」と上海電気新能源発展有限公司副総経理の孔輝氏が紹介した。

重力磁場を建設し、発展のメインエンジンのスイッチを入れる

「重点プロジェクである如意湖上海協力機構国際城は、如意広場、国際医療センターなどのプロジェクトを建設し、上海協力機構と『一帯一路』沿線国家の経済貿易協力規則、規制、管理、基準に向けた国際協力区と『三区一高地』建設成果の集中展示区を構築する。38.85平方キロメートルの上海協力機構大道本部経済ベルトを計画・建設することで、上海協力機構イメージを展示する第一窓口を構築し、青島市全域の連動を推進する重大な担い手を構築する。116平方キロメートルの上海協力機構国際ハブ港を建設する計画で、上海協力機構国家の東北アジア向け加工製造センター、物流発送センター、製品集散センターになる」と張棟氏は述べた。6月、上海協力機構モデル区は青島・上合の珠国際博覧センターで上海協力機構産業チェーンサプライチェーンフォーラムおよび2023上海協力機構国際投資貿易博覧会を開催する予定である。