上海協力機構諸国の人民元越境決済に「一里塚」！SCO越境人民元サービスセンターが設立、人民元による初の越境決済が実現
2023-03-07 21:49:08
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1月3日、中国・上海協力機構地方経済貿易協力総合サービスプラットフォーム(以下、「SCO経済貿易総合サービスプラットフォーム」)の企業サービスセンターで、SCO越境人民元サービスセンターが除幕して設立され、人民元による初の越境決済が実現した。これは、上海協力機構モデル区が国家戦略に奉仕し、上海協力機構諸国に向けた越境人民元決済システムを構築するための重要な「一里塚」を迎えることを意味する!
現在、SCO越境人民元サービスセンターは、ICBC、中国銀行などの金融機関と提携関係を結んでいる。そのうち、ICBCはすでに10カ国に越境人民元決済センターを設立しており、オンライン越境決済システムを通じて、円滑な決済チャンネルとネットワークを構築している。
「ICBCは、SCO越境人民元サービスセンターに依拠し、越境人民元政策が「一帯一路」諸国の越境貿易、清算・決済などの分野での施行を積極的に推進していく」とICBC青島支店副店長の孫偉氏が紹介した。
上海協力機構モデル区管理委員会副主任の林長華氏は、「越境人民元業務の革新をさらに進め、企業の決済コストの削減と決済効率の向上に助力し、人民元越境決済システムの構築を加速させ、人民元の越境利用の範囲と深さを拡大し、人民元の国際化を促進し、上海協力機構諸国と『一帯一路』沿線諸国間の経済貿易の往来のために包括的な金融サービスを提供し、『一帯一路』国際協力の新たなプラットフォームの構築を加速する」と述べた。