中国フォーチュンフォーラム「SCO特別イベント」は青島で開催

7月8日、「金融エンパワーメントと産業協力により貿易と投資への促進」をテーマとする中国フォーチュンフォーラム「SCO特別イベント」が青島で開催された。イベントでは、5つの金融協力プロジェクトが調印され、上海協力機構モデル区初のファイナンスリース会社が正式に設立され、CIPSSCOクロスボーダー革新実験室が発足した。青島市党委員会常務委員、上海協力機構モデル区党工作委員会書記の張新竹氏、山東高速集団党委員会副書記・董事の李広進氏が出席し、あいさつを行った。

張新竹氏はあいさつの中で、上海協力機構モデル区は現代金融産業チェーンの建設とアップグレードに力を入れ、金融とファイナンスマネジメントの改革・革新と先行・試行を積極的に深化させ、SCOクロスボーダー人民元サービスセンター、ファイナンスリース会社、CIPSSCOクロスボーダー革新実験室などのプラットフォームの役割を果たし、金融による実体経済の発展を後押しし、上海協力機構諸国の関連地域間の双方向投資貿易制度の革新のための試験区、企業の起業と発展のための集積区、「一帯一路」地方経済貿易協力の先行区の建設を加速し、新時代の対外開放の新たな高地を築くと述べた。

李広進氏はあいさつの中で、山東高速集団は引き続き上海協力機構モデル区との全面的な協力を強化し、金融資源を集め、資源の配置を最適化し、積極的に投資・融資の優位性を発揮し、実体経済の発展を後押しし、モデル区が「一帯一路」国際協力の新たなプラットフォームを構築することに貢献すると述べた。

会議では、六合科学技術産業基金を含む5つの金融協力プロジェクトが調印され、上海協力機構モデル区に定着したことで、モデル区の金融業態をより豊かにし、科学技術、金融、工業の効率的なドッキングを促進し、実体経済に対する金融サービスの能力とレベルを向上させ、より質の高い資源と有利な産業がモデル区に集積することを促進する。

「上海協力機構諸国との経済貿易交流において、企業は資金調達の問題に直面することが多く、上海協力機構モデル区ファイナンスリース会社の設立と一連のファンドの着地は、インフラ投資、国際物流、貿易協力などの面から物流企業を支援し、資金の効率的な流れを実現し、海外市場のより良い拡大を支援することができる。」と伝化SCO（青島）国際経済貿易有限公司の張全文総経理は述べた。

「私たちは、人民元クロスボーダー決済システムの構築をさらに推進し、金融資源要素の集結を誘致し、産業チェーンと資本チェーンの統合を効果的に推進し、市場資源の配分と金融生態を最適化し、上海協力機構モデル区の質の高い発展のために金融原動力を注入することを目指している。」と林昌華は述べた。