第1回「中国と中央アジア5か国」産業・投資協力フォーラムが開幕

2月16日、「中国と中央アジア5か国」産業・投資協力フォーラムが青島国際会議センターで開幕し、習近平国家主席が祝賀メッセージを寄せた。

習近平主席は次のように指摘した。中国と中央アジア5か国が外交関係を結んでから30年以上にわたって戦略的パートナーシップを確立し、善隣友好・協力ウィンウィンの新しい道を歩み、国際関係の新しいモデルを打ち立てた。中国と中央アジア5か国の産業・投資協力の深化は、地域の産業チェーン・サプライチェーンの安定性を力強く維持し、地域諸国の産業発展レベルと世界経済への参加を高め、共同発展・繁栄を促進することになる。中国は、中央アジア諸国とメガ市場を共有し、産業システムと先進技術を完備させ、実務協力を深め、相互利益とウィンウィンを実現し、手を携えて質の高い地域経済発展を促進し、より緊密な中国・中央アジア運命共同体を構築することを望んでいる。

中国共産党中央委員会政治局委員・国家発展改革委員会の何立峰主任はオンライン形式で出席し、習近平主席の祝い状を読み上げ、あいさつを行った。習近平主席の祝い状はこのフォーラムを非常に重要視していることを反映しており、我々は祝い状の要求および習近平主席と各国首脳の協力深化と発展促進に関する合意を断固として実行し、「中国と中央アジア5か国」産業・投資協力フォーラムのプラットフォームとしての役割を十分に発揮し、中国と中央アジア諸国の産業・投資協力をより実り豊かな成果を挙げていくと彼は指摘した。

カザフスタンのスクリャール第一副首相、キルギス内閣のカサマリエフ第一副首相、タジキスタンのズィヨゾダ副首相、トルクメニスタンのゲルディメレドフ副首相、ウズベキスタンのホザエフ副首相がビデオメッセージを寄せ、山東省党委員会副書記・省長の周乃翔氏、国家発展改革委員会の林念修副主任が基調講演を行い、山東省党委員会副書記・青島市党委員会書記の陸治原氏が出席した。

周乃翔氏は、山東省は習近平主席の祝い状の精神を指針とし、上海協力機構モデル区などのプラットフォームの効果を増幅し、中央アジア諸国とインフラ、設備製造、エネルギー資源、人的・文化、教育・科学技術などの交流と協力を深め、相互利益とウィンウィンを実現すると述べた。

山東省党委員会常務委員・常務副省長の曾賛栄氏がフォーラムを主宰し、青島市市長の趙豪志氏が出席した。開幕式では、「中国と中央アジア5か国産業・投資協力のための青島イニシアティブ」が発表された。