2022上海協力機構諸国メディアシンクタンクフォーラムが開催

7月29日、「新ビジョンを共に謀り、新たな征途を開く」2022上海協力機構諸国メディアシンクタンクフォーラムが青島膠州市で開催された。今回のフォーラムは中国外文局、上海協力機構秘書処の指導の下、中国外文局中東欧・中南アジア伝播センター（人民画報社）が主催し、中国ー上海協力機構地方経済貿易協力モデル区管理委員会が共催し、中国国際図書貿易グループ有限公司がサポートした。

中国外文局局長の杜占元氏は、中共中央対外聯絡部元副部長・在ウズベキスタン共和国元中国大使の于洪君氏、青島市委員会常務委員会委員・膠州市委員会書記・上海協力機構モデル区党工作委員会書記・管理委員会主任・青島膠東臨空経済モデル区党工作委員会書記の張新竹氏、上海協力機構モデル区党工作委員会副書記・管理委員会常務副主任の李剛氏、上海協力機構副秘書長のグリゴリー・ログビノフ氏、在中国ウズベキスタン大使のファルホド・アルジエフ氏らのゲストが開幕式に出席した。

杜占元氏はあいさつの中で、次のように述べた。中国外文局は上海協力機構諸国のメディア、シンクタンク、文化機関との協力を引き続き深め、上海協力機構諸国メディアシンクタンクフォーラムなどのプラットフォームをよりよく活かし、知識共有計画を大いに推進し、上海協力機構の声を発し、上海協力機構の主張を説明し、上海協力機構の共通認識を結集することで、人民の福祉を増進し、グローバルガバナンスを完備するために「上海協力機構の知恵」を提供し、より一致団結し、緊密に協力する上海協力機構運命共同体の構築に貢献したい。

張新竹氏はあいさつの中で、次のように述べた。青島はメディアとシンクタンク分野の健全な発展と深い協力を非常に重視している。青島市オウンドメディア協会専門家シンクタンク、「工賦青島」専門家シンクタンクの設立を通じて、各方面の幅広い意思疎通、共通認識のために架け橋を作り、多文化の相互融合、共同発展のためにプラットフォームを提供する。われわれは上海協力機構諸国のメディアとシンクタンクの専門家、学者、各界の友人が上海協力機構モデル区の建設に広く参与するよう心から招請し、共に本機構のメディアとシンクタンク分野の深い協力を推進する。皆さんはぜひ青島を訪れ、上海協力機構と抱き合い、青島の「活力ある海洋都市、素敵で住みやすい街」の独特な魅力と上海協力機構モデル区の躍動的な活力を体験してみてください。「上海協力機構の友人たち」にはこれまで同様に青島と上海協力機構モデル区に関心と支持を寄せ、積極的に提言・献策をしてもらい、踏み込んだ協力を推進していき、手を携えて「一帯一路」国際協力の新たなプラットフォームを構築し、協力発展の新たな一章を開くことを期待している。

グリゴリー・ログビノフ氏はあいさつの中で、次のように指摘した。現在、世界各国の間で平等かつ建設的な対話の展開が制限されている。これに対し、上海協力機構はより大きな役割を果たすべきである。シンクタンク機構は上海協力機構の関連機構に知的支援を提供する責任がある。また一方で、上海協力機構秘書処も積極的に情報発信を強化し、説明責任を果たしていく。そして、メディアの皆さんが上海協力機構秘書処と協力を強化することを歓迎する。

于洪君氏らのゲストが基調講演をした。

フォーラム期間中、中国-上海協力機構地方経済貿易協力モデル区管理委員会はそれぞれ中国外文局中東欧・中南アジア伝播センター（人民画報社）、中国・アラブ衛星テレビ局と戦略的協力協定を締結した。

孫静氏、劉京明氏、向志強氏、郝国新氏がイベントに参加した。