新ランドマーク、21カ国が「入居」!省・市が重点的に推進、「上合之珠」が北京で輝く

2022-12-02 10:56:34 admin ソース: 分かち合う:

上海協力機構の「新たなランドマーク」がまもなく登場。よりハイレベルの「SCO・国家ビジネスハブ」がまもなく運営開始!

 

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山東省と青島市がより広い範囲、より広い分野、より深いレベルで上海協力機構国家間の二国間・多国間資本、技術、人材の深い融合を推進する上で最重要かつ代表的なプロジェクト、青島上海協力機構モデル区のランドマークである青島・上合之珠国際博覧センターが初めて公衆の前に姿を現した。

 

8月17日午前、青島・上合之珠国際博覧センターのプロモーションイベントが北京にある上海協力機構秘書処で開催された。上海協力機構の在中国使節、国内外の経済機構及び企業家代表など国内外のゲストが60人余り一堂に会し、友情、協力、共同発展について語り合った。

 

「海に花が集まり、真珠と貝が輝きを放つ」、延べ床面積が16.88万平方メートルの博覧センターは、貝の形をした7組の建物で「SCOの貝」の独特な造形を形作っており、上海協力機構諸国文化の多彩さ、多元的包容性、上海協力機構諸国間の貿易の隆盛と発展を表している。

 

「展示・ビジネス・旅行・文化」、上海協力機構の各加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国ごとに展示館が作られ、上海協力機構諸国・地方間の開放・協力プラットフォームが構築される。


プロモーションイベントでは、青島・上合之珠国際博覧センターの外観デザイン、機能と位置づけ、未来計画が1つ1つ明らかになった。同センターが全方位的に紹介されるのは今回が初めてである。

 

「活躍の環境・舞台は整った」。今年9月30日、青島・上合之珠国際博覧センターが正式に引き渡され、運営開始した。落成式と上海協力機構要素文化展示エリアの開館式が開催されるほか、祝典セレモニー、上海協力機構モデル区成果展、上海協力機構国家演芸会、上海協力機構国家グルメフェスティバル、上海協力機構国家写真展など一連のイベントが盛大に催される。

 

「上海協力機構モデル区」にあるが、「上海協力機構モデル区」にとどまらない。上海協力機構モデル区を「着実に、しっかりと、美しく、名高く」建設するための重要なキャリアとして勢いをつけて稼働した展覧センターは、青島と上海協力機構諸国及び「一帯一路」沿線諸国との人文交流を推進するための窓口、多元的相互作用のプラットフォーム、互恵ウィンウィンの架け橋として、発展の速度を速めている。


海に花が集まり、真珠と貝が輝きを放つ。青島に新たなランドマーク

 

博覧センターは有名な建築家によって設計され、鋼鉄使用量は約3万トン。上海協力機構モデル区のコアエリアに位置し、上海協力機構モデル区を「美しく、名高く」建設する重責を担っており、省や市の主要指導者から大変重要視されている。設計・建設を開始して以来、上海協力機構モデル区の「最重要プロジェクト」として推し進められてきた。

 

設計当初から、都市の新たなランドマークとして期待が寄せられている。青島・上合之珠国際博覧センターは、中国建築設計院名誉院長・建築家の崔愷院士によって設計された。建物は「海に花が集まり、真珠と貝が輝きを放つ」をデザインテーマとして、壮大な自然の風景に合わせて、全体に「合」を象徴する円形のレイアウトを採用した。貝の形をした7組の建物が波状の白い屋根によって1つにつながり、「海」「花」「真珠」「貝」のコアイメージを作り出す。

 

「同プロジェクトの注目点はその外形にある。起伏の続く金属屋根を採用して、建築の機能と巧みに結びつけた。真珠形の採光窓に飾られた屋根は、まるで真珠のネックレスが貝殻にはめ込まれたようだ」と博覧センターの建設を請け負った関係者は語った。「外側はケーブルカーテンウォールを用いて超大スケールの海浜ビューを作り出した。『上海協力機構要素』、青島海浜の特色、山東省の文化の奥深さ、中国の開放的かつ包容的な時代のイメージを十分に示すよう努めた」

 

鋼鉄総使用量は約3万トンで、鉄骨構造の「力の美」を極めた。特筆すべきは、博覧センターの総合館は大スパン逆三角魚腹式空間双曲管トラス構造を採用しており、最大スパン110メートル、高さ8メートル、屋根面の幅約220メートル、奥行約179メートル、最大高度40メートル、鉄骨部材の使用量は1.45万トンに達し、部材の数は1.5万点を超える。総合館の屋根の「貝の造形」が鉄骨構造によって十分に表現されている。部材はそれぞれ特徴があり、ほとんど空間不規則異形部材であるため、部材の加工、組立と溶接の難度が高い。

 

2月8日、プロジェクト着工、6月26日、プロジェクトの屋上部分が完成、7月30日、プロジェクト要素エリアの屋根工事が完了、9月30日、正式に引き渡され、稼働開始。感染症などさまざまな難題を克服しながら、博覧センターの工事は急ピッチで進められた。ピーク時には36台の杭打ち機が同時に作業を行い、31日間で7304本の既製角杭の施工を完了した。着工から稼働まで8カ月足らずで、建設分野の新たな「SCOスピード」を作り出した。

 

博覧センターを空から俯瞰すると、建筑面は優雅に上がって「SCOの貝」になり、円卓会議ホールは光り輝く「真珠」となっている。これは上海協力機構諸国の文化が豊かで多元的で、貿易が盛んであることを象徴している。建物全体のイメージはまるで「羽を広げたワシ」が、膠州湾北岸で全世界からの来客を迎えているようである。

 

SCOに奉仕、21の「国別パビリオン」

 

上海協力機構モデル区の建設開始以来、最初に完成・使用開始した重要なランドマークとして、「上合之珠」は各界から大きな期待が寄せられている。

 

「ここは上海協力機構諸国地方間の開放・協力の舞台になる」プロモーションイベントで、上海協力機構モデル区党工作委員会副書記・管理委員会常務副主任の李剛氏はこう語った。

 

同博覧センターは総合館・上海協力機構要素文化展示エリア・多目的館・メイン広場の4つの部分から構成されている。そのうち、総合館は面積が3万4000平方メートルで、各レベルの会議、ハイスペックな業界展示会、大型商談会などのビジネスサービスイベントを行うことができる。多目的館の面積は約7900平方メートルで、上海協力機構の特色ある芸術文化と展覧活動を行うことができる。メイン広場の面積は2万4000平方メートルで、2000平方メートルの沈下式庭園を含む。大型屋外実景ライトショー、上海協力機構諸国の文化芸術公演や祝祭イベントなど一連の活動を催すことができ、中国政府が上海協力機構に向けた二国間・多国間交流活動を開催する重要な場所となる。

 

上海協力機構諸国21ヶ国のために、21の「国別パビリオン」が作られる。話によると、博覧センターの最も重要な部分として、上海協力機構要素文化展示エリアは、上海協力機構の各加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国に同じ面積の展示館を提供する。そこで各国の歴史・文化・芸術・民俗などの生活シーンと特色ある要素を集中的に展示することができる。また、デジタルの光と影を活かして上海協力機構諸国の豊かな人文風情を実景的に表現したり、各国の特色ある商品を販売したりすることで、人々が上海協力機構諸国の歴史・人文を理解する重要な窓口となる。上海協力機構諸国地方間の人的・文化交流の窓口にもなる。

 

博覧センターの機能はこれだけではない。市場化運営を方向性とし、「展示・ビジネス・旅行・文化」の4つの経営方向を定めて、中国初の「展・商・旅・文」新複合体と文化新シーン体験空間を構築し、全国初の上海協力機構諸国文化体験基地、全国初の上海協力機構テーマ商業複合施設、青少年国際修学基地、都市マイクロリゾートの第一選択目的地などを構築し、上海協力機構諸国の多元的商業業態の相互作用・融合、ワンストップ式文化体験の総合的な新空間となる。

 

プロモーションイベントでは、9月30日から10月7日にかけて、博覧センターの落成式及び上海協力機構要素文化展示エリアの開館式が行われることが発表された。今後、博覧センターでは中国・上海協力機構デジタル貿易フォーラム、中国・上海協力機構地方経済貿易交流座談会、「新らたなパートナー、新らたなチャンス、手を携えて未来へ」つなぐ経済貿易交流商談会、多国籍企業指導者サミットなど一連の重大イベントが開催される。

 

展覧展示、人文交流、経済貿易対話、双方向投資など、将来、ここで上海協力機構諸国間の多彩な各種活動が行われる。シルクロード沿線国の間で「国が交わり、民衆が親しみ合い、心が通じ合う」感動的なシーンが繰り広げられる。


永遠に幕を閉じない経済貿易・人文コンベンションを創る

 

山東省と青島市がより高いレベルで上海協力機構諸国間の二国間・多国間資本・技術・人材の深い融合を推進する上での重要な媒体として、青島・上合之珠国際博覧センターは「『SCO』にあるが、『SCO』にとどまらない」発展を目指して、「インダストリアルインターネット」「メタバース」などの技術と結びつけ、上海協力機構の永遠に幕を閉じない経済貿易、人文コンベンションを創り、より高いレベルの「SCO・国家ビジネスハブ」を構築する。

 

経済貿易協力、人文交流と安全保障は上海協力機構の「三大牽引力」と言われる。「今後、我々は国内外のトップレベルの展示会を対象にベンチマーキングを実施する。インダストリアルインターネットや人工知能(AI)などの技術を活用して、上海協力機構諸国『国別パビリオン』をデジタルパビリオンに作り上げるのを推進し、定期的にビデオ会議、経済貿易商談、技術展示、製品取引などの人文・経済貿易交流活動を展開していく」

 

上海協力機構モデル区管理委員会の関係者が次のように語った。現在、在中国各大使館の意見と関連資料を募った上で、上海協力機構要素文化展示エリアの各国パビリオンを設計・配置しており、各国の一部商品を用意した。今後、展示室のデザインを引き続き改善し、マルチメディアの展示内容と展示品を充実させ、販売商品を拡大していく予定である。そして、上海協力機構諸国以外の会議、展覧会、競技会などのイベントが博覧センターで開催されるよう招請する。上海協力機構モデル区管理委員会は全面的に協力・支持する。


国の沿海部の重要な中心都市として、開放は青島の基本であり、都市の遺伝子でもある。青島は一連の国家戦略的チャンスをつかみ、対外開放の扉をますます大きく開いていく。


これまで地理的優位性、産業の優位性を生かして、青島はドイツ、日本、韓国、イスラエル、上海協力機構諸国向けの「国際ビジネスハブ」及び山東省内の16都市と東西協力7都市が共同で進出する「山東ビジネスハブ」を構築してきた。


現在、これらの「ビジネスハブ」はすでに地理的・立地的な制限を破り、海外とリンクしてコミュニケーションする「大舞台」となっており、青島市全体が広い意味での「国際ビジネスハブ」になるよう牽引している。

 

上海協力機構モデル区の未来の「リーディング」プラットフォームとして、青島・上合之珠国際博覧センターは、上海協力機構モデル区のコアエリアへのサービスにとどまらず、青島という多元的で開放的な都市プラットフォームを利用して、より多くの物流、貿易、投資、ビジネス・旅行・文化などの情報と資源を集めている。そして、山東省に向けて、黄河流域をカバーしながら、長江以北地域の国の縦深開放における新たな重要戦略的支点の構築に助力し、東西双方向互助、陸海内外連動の開放構造の形成を推進していく。

 

現在、上海協力機構モデル区は開放によって「SCOの力」を結集し、国際物流、現代貿易、双方向投資協力、ビジネス・旅行・文化交流発展の「4つのセンター」と上海協力機構経済貿易学院の建設を全力で推進し、全面的に勢いをつけている。

 

国際物流センターにおいては、モデル区は相互接続を実現し、27本の国際国内列車路線がユーラシアを横断し、22ヶ国の51都市とリンクすることで、物流の円滑化を実現した。現代貿易センターにおいては、モデル区は初めて上海協力機構貿易指数、「SCO・銀保通」など40余りの革新成果を創出し、上海協力機構諸国との輸出入を毎年倍増させるよう推進した。ビジネス・旅行・文化交流発展センターにおいては、モデル区は上海協力機構経済貿易学院の建設を着実に推進し、対外援助研修と経済貿易研修を62コース実施し、各種の人文交流イベントを50回余り開催した。上海協力機構諸国におけるモデル区の「友達の輪」はますます広がっている。

 

夢を追いかけて再出発。青島・上合之珠国際博覧センターを新たな出発点として、上海協力機構モデル区はより大きな奮闘目標を固めている。モデル区は「着実に、しっかりと、美しく、名高く」建設するという4つの面から力を入れ、実効を求め、上海協力機構諸国関連地方間双方向投資貿易制度刷新の試験区・企業創業興業の集積区・「一帯一路」地方経済貿易協力の先行区に作り上げ、全省の対外開放拡大を牽引し、新時代の対外開放の新高地を構築する。

 

上海協力機構副秘書長のソヘル・カーン氏がプロモーションイベントで次のように述べた。上海協力機構モデル区は上海協力機構諸国、オブザーバー国、対話パートナー国の企業発展、国際物流、電子商取引、教育、旅行、イノベーションなどの分野における地域間協力を深化させるための条件を整えた。青島・上合之珠国際博覧センターは、上海協力機構諸国間の貿易、投資、文化協力をさらに促進することになるだろう。

 

海は広く波は穏やかで、風も良好、得手に帆を揚げる。中央・省・市が上海協力機構モデル区の建設を重要視する契機をつかみ、上海協力機構がめざましく発展している追い風に乗って、上海協力機構モデル区は建設の目標をますます明確に定め、体制をますます完備させ、団結力はますます強くなっている。将来、必ずや活力溢れる、起業・創業が盛んな土地となり、「一帯一路」国際協力の新プラットフォームを構築するための素晴らしい一章を打ち出すことになるだろう。


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