上海協力機構モデル区国際道路輸送通路が開通、貨物を7日間でウズベキスタンに直送

2021-04-15 18:11:02 admin ソース: 分かち合う:

防護服、建材、タイヤなどの貨物を載せたスカニア型トレーラー2台が6月12日午前、上海協力機構モデル区にある中国伝化(SCO)国際物流港から出発し、7日後に5600キロ離れたウズベキスタンの首都タシュケントに到着し、モデル区初の国際陸路輸送任務を完了する見通しである。これは上海協力機構国際道路運輸TIR(国際道路運送システム)通路の正式な試験運行である。


图片关键词

图片关键词


中国伝化(SCO) 国際物流港業務ディレクターの張全文氏によると、「TIR条約」は国際越境貨物輸送分野におけるグローバル税関便利通関システムであり、世界税関の通関簡略化の推進に基づき、1回検査すれば経由国で検査無しに国境を通過できる利便化措置を実現し、通関効率を高める。「TIRを通じて、ドアツードアの輸送時間は海運の20% 、鉄道輸送の50%で、空輸に相当するものの、コストは空輸と鉄道輸送の間にある。」と張全文氏は述べた。

 

国際道路運輸連盟東アジア及び東南アジア代表所の周妍首席代表によると、TIR輸送は貨物の通関手続きを効果的に簡略化し、輸送時間とコストを節約でき、 上海協力機構諸国間の越境輸送・貿易に便宜を図る。

 

輸送の安全性と信頼性を確保するため、同路線は全行程でコンテナの詰め替え無しの輸送技術を選び、イアルケスタン税関検査場でコンテナを交換するとき貨物を積み直す必要がなく、双方向輸送を実現した。また、いつでも注文、積み込み、通関、出国、全行程24時間の可視化が可能になり、「ドアツードア」の柔軟なサービスを実現したという。

 

中国青島―ウズベキスタンタシュケントTIR定期貨物列車専用鉄道の始発は上海協力機構モデル区の国際物流センターの建設において一里塚的な意義を持っている。それによって、上海協力機構諸国間のコネクティビティをさらに促進し、複合一貫輸送国際物流運行システムを完備させることになる。」と上海協力機構モデル区管理委員会の孟慶勝副主任は述べた。紹介によると、上海協力機構モデル区は海、陸、空、鉄の交通資源の統合を加速させ、複合一貫輸送定期貨物列車の暗号化運行を推進する。また、「斉魯号」ユーラシア定期貨物列車「上海協力機構エクスプレス」を新設しており、西は中央アジア5カ国、北はロシアとベラルーシ、上海協力機構10カ国の30以上の都市に通じている。現在、上海協力機構モデル区の複合一貫輸送センターは国内外の定期貨物列車17本を運行しており、そのうち7本は国際定期貨物列車、2本は国際復路定期貨物列車である。

 

「今回の専用鉄道の開通は我々が国際物流を展開する第一歩であり、開通後、標準化された運行、暗号化された運行の実現を模索していく。また、国内外の国際物流資源を積極的に統合し、スマート国際複合一貫輸送サービスプラットフォームを建設し、国際物流の新たな生態を構築する。 」と伝化智聯高級副総裁の徐炎氏が述べた。

 

紹介によると、上海協力機構モデル区は引き続いてASEANおよびEUの道路ネットワークと次々にドッキングし、中ハ、中ウ、中ロ、中欧などの路線で定期貨物列車の常態化運行を実現する予定である。さらに、国際的影響力が大きく、集積力の強い新型国際物流通路を建設することで、上海協力機構経済回廊の貿易と輸送の利便化を促進する。

Powered by MetInfo 7.2.0 ©2008-2024  mituo.cn