物流の新モデルを追加!上海協力機構モデル区初の「SCOデジタル化ダブル循環コールドチェーン専用列車」が運行開始

2022-12-01 10:46:34 admin ソース: 分かち合う:

285万ドル相当の山東省の冷凍海産物、果物、野菜などのコールドチェーン食品を満載した「SCOデジタル化ダブル循環コールドチェーン専用列車」(中国上海協力機構モデル区-ロシアモスクワ)がこのほど、上海協力機構モデル区複合一貫輸送センターから出発した。この列車は上海協力機構モデル区がデジタル化の方法を利用し、中露両国の各方面の資源を動員して発車した初の「往復ダブル循環」複合一貫輸送コールドチェーン専用列車である。これによって、高効率でスピーディーな国際コールドチェーン物流大ルートを開通し、山東省省都都市群経済圏と周辺地域の農畜産業製品、生鮮製品の輸出入を促進し、上海協力機構諸国の双方向投資と産業協力、デジタル貿易産業の配置に重要なルート保障を提供することになる。


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同列車は済南欧陸サプライチェーン有限会社、運易通科技有限会社、雲速通科技有限会社、立高科技中国(株式)有限会社が共同運営し、満洲里口岸を経由して出国し、15日前後でロシアの首都モスクワに到着する予定という。目的地に到着後、冷蔵コンテナはロシア現地の冷凍イカ、冷凍北極エビ、急速冷凍キノコなどのコールドチェーン製品を積載し、モスクワで鉄道を通じてウラジオストク海運港に輸送された後、船に乗り換えて青島港に到着し、再度「膠黄鉄海線」を通って、上海協力機構モデル区の始発駅に戻る。これにより、複合一貫輸送による高効率な「往復ダブル循環」運行が形成される。

 

感染症などの影響を受け、中国鉄道口岸の輸入冷蔵コンテナは「往路が満載で復路が空」という発展上の難点があるため、ある程度コールドチェーン貿易の発展が制約されてきた。「上海協力機構デジタル化ダブル循環コールドチェーン専用列車」は各方面の資源要素をリンクさせることで、中露両国の検査・通関及び両国の鉄道・海運港湾・コンテナ・港湾の迅速な接続を推進し、冷蔵コンテナの回転・循環利用を実現した。また、同列車は輸送過程において、デジタル化プラットフォームを利用してリアルタイムの温度監視、全過程追跡・早期警戒を行っており、双方向通関を実現し、コンテナの回転効率を高めるとともに、食品検査の前置とトレーサビリティー追跡プロセスを革新し、通関の品質と時効を保障し、コールドチェーン貿易の効率を全面的に高め、コスト削減を実現した。「上海協力機構デジタル化ダブル循環コールドチェーン専用列車」は月に2~3本運行し、徐々に常態化運行列車となる計画である。

 

上海協力機構モデル区は国際物流センターの建設を加速し、複合一貫輸送サービス機能を統一的に計画し、国際物流モデルを刷新し、「陸・海・空・鉄道・郵便」5港の連動を推進し、上海協力機構モデル区国際スーパー港を構築している。現在、全国初の冷鮮野菜専用列車、全省初の越境Eコマース専用列車、全省初の複合一貫輸送「一枚制」船荷証券など国際物流の新モデルを革新的に打ち出している。常態化して運行する25本の国際・国内定期貨物列車は、上海協力機構と「一帯一路」沿線の20カ国、49都市に通じるようになり、省内をカバーし、黄河流域沿岸に波及し、ユーラシアを横断し、日韓アセアンを結ぶ国際物流ルートがすでに初歩的に形成されている。

 


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